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[07]【知っておきたい!】平米単価で相場を調べる方法

<この記事は3分で読めます>

今回のテーマは、前回に引き続き
不動産相場の調べ方」です。

前回は、不動産ポータルサイトを活用する方法と過去の取引事例を調査する方法についてご紹介しました。
今回は、過去の事例にご所有の不動産と似た物件が見つからない場合の調査方法をお伝えします。

似た物件が見つからない場合

不動産ポータルサイトを調査しても、全く同じ条件の物件が見つからないことがあります。
特に、物件の広さや間取りが異なると、価格も大きく変動します。
このような場合、「坪単価」や「平米単価」を用いて価格を比較することをおすすめします。これらは物件の価格をその広さで割ったもので、「1坪」は3.3平米を指します。

比較する際には、まず不動産ポータルサイトでご所有の不動産と類似した物件の「坪単価」を確認します。これは、物件の価格を坪数で割ることで求められます。
次に、算出した坪単価にご自身の不動産の坪数を掛けると、目安の販売価格が出ます。

注意点 土地や分譲マンションの場合
単純に「価格÷坪数」で相場価格を算出できます。

中古の一戸建てを参考物件とする場合
価格総額から建物の残存価値を引かなければならないため、単純な計算では難しい場合があります。
このため、土地と分譲マンションに限定して「価格÷坪数」を参考にするのが良いでしょう。

物件の面積が大きければ大きいほど、坪単価は下がる傾向にあります。
これは、野菜や肉のまとめ売りのようなもので、1つあたり1gあたりの単価が安くなるのと似ており、もし物件の面積が大きい場合は、面積の小さい物件より坪単価を低く設定しなければいけない事も考えられます。

不動産ポータルサイトで調査する際の注意点

掲載されている価格は、必ずしも市場の相場を反映しているわけではありません。
売主の事情や売却の緊急性により、相場より低い価格や、逆に高めに設定され長期間掲載されていることもあります。
掲載価格をそのまま鵜呑みにせず、ご自身の希望や条件を考慮して納得のいく価格で売却を開始することが重要です。

物件が一般的な中古物件か、リフォーム済みかによっても価格は変わります。
リフォーム物件は通常、販売価格が高めに設定されます。
そのため、リフォーム済み物件を比較する際はその点を考慮に入れ、納得のいく判断をすることが求められます。

これらのポイントを押さえ、正確な相場を把握することで、最適な売却価格を見つける手助けとなるでしょう。

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